★猫ちゃんのための家づくりとは、、

2025.7.13

梅雨もあけて、夏真っ盛りになってきましたね。
夏バテされていませんか?

設計担当の中村です。
最近はペット共生住宅のご要望が増えてきました。
『ペットも家族』と言うことで、一緒に新しい住まい
考えたいですよね。

現在設計中のお宅でも猫ちゃんと一緒に、とご要望を
いただきいろいな工夫を考え中です。

特に、猫ちゃんのためにはキャット・ウォ-クや
外をのぞくための窓サッシの設定も検討が必要です。

以前のお宅の工夫では、、、、

↑床から庭がのぞける窓があります


↑リビングからの室内窓もあります

この時も、いろいろと打合せの中でご提案をさせていただきました。

私共の住宅展示場にもキャット・ウォークが
ありますし、上下にもウロウロできるような工夫がいっぱいです。

建材メーカ-のLIXILからは『にゃんぺき』という
壁+アイテム、パーツが出ていまして人気のようです。
(LIXIL南港ショ-ル-ムでご覧いただけます)
壁にマグネットでいろいろと取付けられます。



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『猫ちゃんのための家づくりポイント』は以下の通りです:

1. 上下運動できる空間
  キャットタワーやキャットウォークの設置
  壁に棚やステップを設置して立体的な移動ルートを作る
  天井近くのスペースを有効活用

2. 隠れられる場所
  狭いスペースや穴蔵のような場所を複数用意(家具の下や小屋型ベッド)
  クローゼットや棚の一部を猫専用の隠れ家にする

3. 爪とぎスペースの確保
  家具の破損を防ぐために、各部屋に爪とぎ用アイテムを設置
  素材や形状をいくつか用意して好みを探る

4. 安全な素材と設計
  床や壁の素材は滑りにくく、傷に強いもの(フローリングなら滑り止め加工)
  窓やベランダには脱走・転落防止の柵やネット
  有害な植物や小物は置かない

5. 日向ぼっこスペース
  日が当たる窓辺にベッドや棚を設置
  外が見える場所は猫ちゃんの好奇心を刺激するので

6. トイレスペース
  落ち着いて使える静かな場所に設置
  人の動線と被らない場所が理想
  匂い対策や掃除のしやすさも考慮

7. 温度・湿度管理
  夏はエアコンや風通し、冬は暖房や日差しの確保
  温湿度計を設置し、猫ちゃんが快適な環境(20?26℃前後、湿度40?60%)
  を保つ

8. 猫ちゃんが滑らない床
  フローリングならコーティングやカーペット敷き
  関節への負担を減らし、転倒事故防止に

こうした工夫を取り入れると、猫ちゃんにとってストレスが少なく、
安全で楽しい住まいになります。
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ペット共生住宅は、これから益々増えていくと思いますし、
私自身もワンちゃん猫ちゃんになったつもりでアイデアや
工夫を増やしていきたいと考えています。

今後ともよろしくお願いいたします。

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