梅雨もあけて、夏真っ盛りになってきましたね。
夏バテされていませんか?
設計担当の中村です。
最近はペット共生住宅のご要望が増えてきました。
『ペットも家族』と言うことで、一緒に新しい住まい
考えたいですよね。
現在設計中のお宅でも猫ちゃんと一緒に、とご要望を
いただきいろいな工夫を考え中です。
特に、猫ちゃんのためにはキャット・ウォ-クや
外をのぞくための窓サッシの設定も検討が必要です。
以前のお宅の工夫では、、、、
↑床から庭がのぞける窓があります
↑リビングからの室内窓もあります
この時も、いろいろと打合せの中でご提案をさせていただきました。
私共の住宅展示場にもキャット・ウォークが
ありますし、上下にもウロウロできるような工夫がいっぱいです。
建材メーカ-のLIXILからは『にゃんぺき』という
壁+アイテム、パーツが出ていまして人気のようです。
(LIXIL南港ショ-ル-ムでご覧いただけます)
壁にマグネットでいろいろと取付けられます。
・・・・・・
『猫ちゃんのための家づくりポイント』は以下の通りです:
1. 上下運動できる空間
キャットタワーやキャットウォークの設置
壁に棚やステップを設置して立体的な移動ルートを作る
天井近くのスペースを有効活用
2. 隠れられる場所
狭いスペースや穴蔵のような場所を複数用意(家具の下や小屋型ベッド)
クローゼットや棚の一部を猫専用の隠れ家にする
3. 爪とぎスペースの確保
家具の破損を防ぐために、各部屋に爪とぎ用アイテムを設置
素材や形状をいくつか用意して好みを探る
4. 安全な素材と設計
床や壁の素材は滑りにくく、傷に強いもの(フローリングなら滑り止め加工)
窓やベランダには脱走・転落防止の柵やネット
有害な植物や小物は置かない
5. 日向ぼっこスペース
日が当たる窓辺にベッドや棚を設置
外が見える場所は猫ちゃんの好奇心を刺激するので
6. トイレスペース
落ち着いて使える静かな場所に設置
人の動線と被らない場所が理想
匂い対策や掃除のしやすさも考慮
7. 温度・湿度管理
夏はエアコンや風通し、冬は暖房や日差しの確保
温湿度計を設置し、猫ちゃんが快適な環境(20?26℃前後、湿度40?60%)
を保つ
8. 猫ちゃんが滑らない床
フローリングならコーティングやカーペット敷き
関節への負担を減らし、転倒事故防止に
こうした工夫を取り入れると、猫ちゃんにとってストレスが少なく、
安全で楽しい住まいになります。
—————-
ペット共生住宅は、これから益々増えていくと思いますし、
私自身もワンちゃん猫ちゃんになったつもりでアイデアや
工夫を増やしていきたいと考えています。
今後ともよろしくお願いいたします。